がんばれがんばれハルウララ






 ある日、僕はフローラン村で赤ネがこないか、魚の死んだような目をして画面を見つめていた。
うーん、なんかチャットが流れるなと思い、見てみるとモンスターレースの呼び込みだった。
いつもなら、あっそですかって流すのだが今回は第7777回らしい。
これも何かの縁かもしれない。もしかしたら億万長者になるかもしれない。
ウキウキ気分で僕はモンスターレース場にむかった。






とりあえず誰もいなかった。
まあ、いい。僕だけ荒稼ぎしてやる。
そう思って、僕は出場モンスター一覧を見た。











なるほど。コンディションなどがあるのか。
とりあえず、どんなモンスターなのか見てみるとする。











(ノ-_-)ノ ~┻━┻ わ、わからん。
どんだけモンスター待機してんだよ。
あきらかに客を舐めてるようだ (○`ε´○)
まあいい。僕は最初から決めてた。
ベストコンディションって名前なのにコンディション悪いおまえ!!
はじめてみた時から君に決めてました (v_v。)人(。v_v)ポッ♪












がんばれ がんばれ ベストコンディション
勝率一番低いけど、名前負けしてるって言われてそうだけど
僕は君を信じる。君ならやってくれるはずだ。











そしてレースがはじまった。
僕はレースをスタートからゴールまで目を離さず見ようと思い、スタート地点からゴール地点までモンスターと一緒に走ろうと思った。
しかし、モンスターレースはそんな甘いものではなかった。











ナンデヤネーン (;^∀^)ノ
思わず突っ込んでしまった。何全部走っちゃってんの?レースすんの8体だけじゃないのか?
モンスターレースは奥が深い
とりあえず、追ってみようと思うのだが、めちゃはやい。
体感で5秒ぐらいでゴールしてた。









ベストコンディションは遅かった。
そして、結果





 




んーなんで負けたんだ。
僕はベストコンディションをかなり応援したはずなのに。
あれ?ふと思い出した。




 




ごめんよベストコンディション。
僕が浮気してたから走る気でなかったんだね。